DEAD or LOVE 2
うぃー うぃー うぃーっしゅ!
今日も昨日に引き続き、”DEAD or LOVE”の作品紹介をしていきまーす♪
壮絶な「愛」と「死」の物語、人魚姫をテーマに、(泡になりたいなァー)と思いながら描きました。
それではドーゾ。
Love Sick Mermaid...Burn (恋する人魚姫・炎心) SOLD
漆黒の夜を越えて朝との境 静かなる時間 静寂から覚める炎心
体に刻まれた記憶だけが 唯一の 唯一の 救い
Love Sick Mermaid...Blue (恋する人魚姫・沈心) SOLD
ひたすら怠惰の中の沈心 生臭い夜の 生臭い生の証
体に刻まれた記憶だけが 唯一の 唯一の 救い
※ 悲しい人魚姫の物語を私なりの解釈で表現してみました〜 皆様お気づきでしょうか? 人魚姫の足(?)のうろこは1枚1枚、ひし形のラメをちりばめて貼ってあることを!! キラキラ光って、めっちゃキレイなんですよー☆ 頑張った成果がちゃんと出たので、満足満足。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そして、人魚姫の物語は、さらに繰り広げられ突き進みました。
ここからは、物語とご一緒に作品をお楽しみくださいませ。
遥か彼方の海の中の物語――――。
あるところに、姿も心も美しい魚女(人魚姫)と、心の歪んだ蛸女(人蛸姫)がおりました。
蛸女はとても美しい女でありましたが、唯一、8本のブツブツした吸盤の付いた自分の足をとても醜いと嫌っていたそうな。
そして、いつも魚女のキラキラと美しいウロコを持った足を羨ましく思っていたのでした。
美しい人魚に憧れて恋焦がれていくうちに、蛸女は魚女を憎悪するようになっていきました。
「生臭い魚女め。お前の美しい足を切り取ってやる!」
「そのキレイなウロコの足は私だけのモノだ!ちくしょー。」
蛸女は魚女を生け捕り、美しい足を切断してしまいました。
「これでアナタは私だけのモノよ。」
魚女は死に、美しかったウロコの足も腐って、見るも無残に朽ち果てました。
無念の死を遂げた魚女の魂は、蛸女を呪い殺さなければとても成仏ができません。
「憎い蛸女め、呪い殺してやる。」
鏡をさかいに、足を切断され吊るされた蛸女と、髪を切られたハサミが頭に刺さって血まみれの蛸女。
どっちが本物で、どっちが鏡の中???
魚女の、美しい足がいつでもどこでも付き纏う。
遂に、 ―――――――――――― 蛸女 発狂。
最期は自ら足を切断し、全身にギラギラした黄色い吸盤が発症して狂い死にました。
ちなみに。
この足のなくなった2人、天国では仲良くやっているそうです。
めでたし。 めでたし。
タイトルと価格は以下の通りでございます。
Jealouse Of a Mermaid (魚女ニ嫉妬ス蛸女) SOLD
Mermaid Curse On an Octpus (魚女ノ呪ヒ) $500
Ominouse Dream (こわいゆめ) $450
Continue... (続・蛸女) SOLD
※これら3作品は模様を描いたキャンバスの上に、水彩画用の吸水性のある厚手の画用紙にマーブリングを施したものを貼って、その上にリキテックスとサインペンで絵を描いています